中日荒木、星野氏ら監督に感謝「ウルッと」一問一答

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日本生命セ・パ交流戦:中日1−5楽天>◇3日◇ナゴヤドーム

 中日荒木雅博内野手(39)が2000安打達成。試合後の一問一答は以下の通り。

 −星野さんから花束

 荒木 うれしかった。最初の監督ですから。姿を見ただけでウルッときた。

 −当時を振り返って

 荒木 ここまで打てたのも毎日振り続けたから。使える状態の選手じゃないのに、使ってもらった。

−熊本に帰りたい時期も

 荒木 若い頃は帰りたいばっかりだった。

 −2年目に初出場

 荒木 「プロか、こいつ」という感じ。でも代走や守備は自信あった。それで生きていこうと思った。

 −外野や左打ちも

 荒木 出られるところならどこでもと。きっかけを作ってくれたのは星野さん。右で打てないのに左で打てるわけないだろという人もいっぱいいた。バカにされながら、ここまでよくやってこられた。

 −自己犠牲が多い打順で

 荒木 自己犠牲には誇りを持ってきた。もし2000本打ってなくても胸を張ってやめられます。

 −33本塁打は最少

 33本しか打てない。それくらいの選手だったから徹底して小技をやってきた。33本のおかげで2000本打てたって感じですね。

 −中日では6人目だが、初めて本拠地で達成

 荒木 こんなに応援してもらっているんだとつくづく思った。野球をやめるまで感謝の気持ちを持ったままやります。

 −星野監督はどんな存在

 荒木 土台を作ってもらった。ベンチでも試合中は常に横に座らせてもらって。的確に指導してもらったおかげで、もろくない野球人生を送れている。

 −山田久志監督は

 荒木 レギュラーとして駆け出しのころ。結果も出ない、その中でずっと使い続けてもらった。あそこがないと今はない。

 −落合博満監督は

 荒木 試合に出だして2〜3年たっていた。自分も回りが見えるようになっていた。野球をまた教えてもらい、知識を積み重ねた。

 −高木守道監督は

 荒木 チームとして弱くなっているとき。若手に変えないといけないという時期。その中でも使ってもらった。ここも感謝です。

 −谷繁元信監督は

 荒木 完全に若手に切り替えていこうという時代。でも左投手なら使おうかとやってもらった。最近、盗塁を失敗していないのも谷繁さんのサインの出し方があったから。この年齢でも勉強させてもらった。

 −今の森監督

 荒木 ずっと黙ってらっしゃいますが、本当はイライラしていると思います。変な凡打もするし。右投手でも使ってもらっている。結果を出さないのに2000本近いから使ってくれているんじゃないかと考えた時期もあって。それが今年一番の苦しみだった。

 −印象に残るヒット

 荒木 スイッチをやめて、オープン戦西京極球場で(巨人)入来さんだったかな。二塁打を右打席で打った。久しぶりに右投手で右打席に入った。それがなければ、左で打っていれば、今がなかったかもしれない。起点になる打席だった気がします。

 −信念は

 荒木 プロである以上、給料をもらって野球やっている。疲れたから休むとか…。今は年齢的なこともあるから休ませてもらうけど、練習はし続けないといけないなと常に思っている。

 −熊本工の恩師、山口さんは熊本のためにもありがとうと

 荒木 去年大きな地震があって、少しずつ復興はできているが、僕が2000本打ったから震災にあわれた方が元気になるとかではない。1人でも2人でも感動してくれる人がいればそれで十分です。

 −次の目標

 荒木 状態がよくなってきている。自分もチームも。心の底からこのチームが強くなっていくこと。それが次の目標。スタメンでなくても走れる状態を作り、守れる体にしていきたい。とにかく強くなっていきたい。その中の1つのピースでいられたらいい。

 −チームメートには

 荒木 試合後に「おかげさまで2000本達成しました。若いころは練習で内野の頭も越えない選手だったが、ここまで来られたのは練習続けてきたから。みんなで練習いっぱいやって、みんなで強くなりましょう」と言いました。