しまなみ海道サイクリング、今治から復路をこぎだす。

ゴールデンウイーク本番で今治に自転車でやって来て、広い部屋で自転車とともに一夜が明けました。

 朝一で大浴場の露天風呂でゆったりしてから朝食の時間となりましたが、いつもなら朝食は1階のお庭の見えるレストランで優雅に頂いていたのですが、今回はゴールデンウイーク中のせいか、はたまた新館に泊まったせいか、朝食会場を2階のだだっぴろいだけの大宴会場にされてしまいました。

 いままで高得点だった食事もちょっとばかり情緒に欠けてがっかりです。毎度のお皿に描く顔も精彩に欠けて目が点でボサボサ頭になってしまいました。

 部屋に戻り、新聞やテレビニュースを見ますと昨日の殺人事件で持ちきりでした。

 今では加計学園獣医学部が官邸の意向とかで「今治」がクローズアップされていますが、こちらの事件は結果的に参考人の女性が自殺して真相は闇の中となり、今もって進展がないようです。

 いつもよりはゆっくりと過ごしてから、全くもって場違いな自転車を部屋から運び出してチェックアウトを済ませて復路を漕ぎ出します。

 事件から一夜開けた今治警察署前を通り、今治駅を過ぎたところでは高架の上をアンパンマン電車が走り抜けて行きます。その先でも天を見上げますとトンビが舞って好天に恵まれます。

 今治市街を来島海峡大橋を目指して走り、付け根の「サンライズ糸山」に入りますが、何やらタダならぬ行列が出来ています。

 レンタサイクルの受付をする方々の行列ですが、私のような辛抱の出来ない人間はこんなに気長には並べません。

 サンライズ糸山で一休みして来島海峡大橋へ上がるループを登りますが、昨日同様にサイクリングに不慣れなレンタサイクルの方々との追い越しやすれ違いには注意します。

 昨年の9月に来たときは、雨の中を伯方島と大島の外周を自転車で回って疲弊して、来島海峡大橋は車で渡ったのですが、やはり自転車でまったりと走りながらの風景は格別です。

 大島側のループに入りますが、遥か真下の浅い渚の部分を眺めていると黒い魚のような影が素早く動いて見えるので何かなぁとズームアップしてみますと、どうやら鵜が魚を捕っているようです。

 昨日の往路は大島の「ペイザン」でまったりした後に勾配のない海べりのサイクリングが気持ちよかったですが、復路は推奨ルートの大島の山中をアップダウンしながら何も考えないようにして縦断します。

 いやだいやだと思いながら走るから嫌いになるので考えずに走っているうちに宮窪側の海が見えて来て難所克服です。