卯月48句です♪

卯月48句です♪

黒豆を地球の如く喰う孫よ

改札や花小金井にシェアハウス

桜湯を飲んで出句の用意かな

JKのパンツチラチラ川の春

JKのフリルゆらゆら夜の藤

玉ノ井に影憑いてくる春の路地

空に立つ春の下社の御柱

三角の時に四角に花袱紗

高野聖転がる春の果てまでと

花筏別れ別れの裏表

花衣重なる仲に裏表

散ればこそいとど桜はめでたけれ

紅葉葉の色の最中の雨に濡れ

天照らす春の日影や式三番

賑わしう千代の始めの初芝

蓬莱に重ね亀の尾栄あれ

住吉の神の恵のあるならば

寄せ返る神代ながらの浪の音

音もなく降るとも見えぬ春の雨

東路の名に大江戸の賑わいを

本町や春で朧でご縁日

ご縁日茄子の笛や瓜の笛

いた長刀鐘も煙るか日本橋

山王や神田明神南北

南北の江戸を鎮めの夏祭

夕立のその船口の澪標

常盤橋江戸橋鍜治橋さくら橋

橋桁に聞くだに寒き冬の雨

旅衣馬蹄も見えぬ雪の中 

津ノ国の浪花の春の夢なりや

藤の花裾もほらほらしどけなく

神かけて粟津と三井の予言は

石山に身は空蝉の唐崎や

唐崎や待つ夜を他所に比良の雪

忌み言葉花もの言わぬためしとて

独り住み小夜の枕に片思い

のどかなる頃は如月おしなべて

恋よ恋花に嵐の狂いてし

恋風が来ては袂にかい纏れ

あれ嬉し酒事やめて語る夜は

吉野さぞ雲井に続く花の色

淀む水嘘も誠も偽りも

名高きはまづ初花を急ぐなり

斑鳩や富の緒川の水の音

我おもふ君を御國を國民を

我は観る過去を現世を到来を

世間虚仮仏是真(よのなかはむなしほとけこそまこと)

万緑の中林道を登り行く

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