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卒業

 朝。朝食時。テレビではAKB48で顔と名前の一致する最後のヒト(筆者的にはそんな認識)の卒業の様子が流れている。長女がつぶやく。“なんで卒業しちゃうのかなぁ?”

 “なっちゃん(長女の名前)はもう大きくなったからいつまでも保育園にいたってしょうがないでしょ? それと同じだよ”と言うと、“保育園大好きだからいつまででも居られるし!!”とのお返事。そこへ切り込んでくる次女。

「そんなことしたらつまっちゃうからヤメて!!」

 なんなんだろうこの人事的な嘆き。せめてもの抵抗を示したい長女は“お迎えいくぐらいならいいでしょ?”なんて提案してみるけど、

「……それぐらいならイイけど、居場所無いからね」

 などと鼻で笑いながらつれない切り返し。こういう言い回し、一体ドコで覚えてくるのだろうか? まさか子供たちの間で自分の親の社会的状況を報告しあう系の会議が行われているのだろうか? 意外と見抜かれているのかもしれない。この間も“職場の飲み会があるから帰り遅くなる”って言ったら盛大なため息とともに“ハイハイ、わかりました”なんてお返事してたし次女4歳。