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全日が超満員になった日

いいメンバーがそろった今年の全日本プロレスチャンピオンカーニバル

そのせいか大会2日前に珍しくバルコニー開放が発表されるくらい前売りの売れ行きがよかったようだが、いつも通りに9時半くらいに後楽園に行くと、すでに当日券売り場には結構な列が出来ていて、入場待ちの列もできていた。

いつもこの時間で先頭か2番目なのに。

当日券は完売し、場内はパンパンの入り。

違う団体を見に来たような気分になった。

前説の後に歌ったスルスキも満員の客にテンションが上がっているようだった。

さらに全日本の救世主カーベルの伊藤社長もリングに上がり、かけ声をかけて興行スタート。

チャンピオンカーニバル開幕ということで入場式を開催。

最後に入場の前年度覇者関本の入場が遅いと思ったら、あおでかいトロフィーを持って入場してきていた。

ドリーが開会宣言をし全選手と握手して式は終了というところで、ドーリングが暴れ出し、入場式らしく乱闘が開始され客を喜ばせた。

?青木、佐藤、ウルティモ、田中対中島、岩本、青柳、丸山

ヘビー級が主役のシリーズということでジュニア勢は脇に追いやられる感じで多人数タッグ。

試合時間も長くなかったんで各選手の出番は少な目だったが、印象的だったのは丸山さんがウルティモ相手の接待プロレスの際、ヘッドシザースをやられた後、必要以上にゲホゲホと苦しんでいたこと。

タイトル挑戦を控えた佐藤が中島から一本取った。

?秋山、ドリー、西村、吉江対大森、渕、崔、デリック

秋山と大森さんで始まり、その攻防で沸かせた後、渕が登場。

秋山はいちいち渕の攻撃を踏ん張ったり、逆に攻撃したりでブーイングを浴びる。

秋山に代わってドリーが登場。

エルボースマッシュを披露するが、あんまりスマッシュになってない感じの弱弱しい感じ。

場内に不安が広がったが、その後すぐにスピニングトゥホールドを出して、やることはやってお役御免。

後は普通に試合が展開されると思ったが、ドリーの弟子デリックはロープワークも怪しいくらいの食わせ物。

西村に体当たりをしていくが、丸め込まれるとあっさりスリーカウントを奪われた。

短時間の多人数タッグじゃなくてじっくりとそのダメぶりを味わいたい外人だった。

?野村対橋本大地

大地の入場で爆勝宣言が流れると場内はかなり沸く。

大日本ではない現象だ。

ゴングが鳴ると両者真向からのエルボー合戦を延々と続ける。

大地の串刺しニーをドロップキックで迎撃した野村はノーザンライト、大地の蹴り脚を取ってのSTF、山折りと攻めていくが、フロッグスプラッシュを膝で迎撃される。

大地はキックで反撃するが、野村もスピアーからフロッグスプラッシュを決める。

野村はハーフネルソン系のスープレックスを狙うが不発に終わり、大地のニールキックを喰らう。

大地はファルコンアローからシャイニングウィザードでたたみかけて勝利。

?ボディガー対真霜

真霜はK-DOJOらしくボディガーの脚を集中攻撃。

それがかなりの時間続き、ボディガーは脚が踏ん張りが効かなくなる。

真霜は余裕をもって試合を進めていたが、ボディガーは痛めた脚でハイキックをカウンターで入れて、もう一発ハイキックを決めるとスリーカウントを奪取。

真霜が敗けるのはいいけど、ハイキックでフォール敗けはちょっとかわいそうかな。

?ゼウス対KAI

KAIはテーマ曲、コスチュームを変更。

もう自由キャラは終了なのかな。

ゴングが鳴ってゼウスが突っ込んでいき仕掛けていく。

KAIもそれに呼応し、いきなりトペコンを放つ。

この出だしからほとんどが大技の応酬が続く。

ゼウスはKAIをフルネルソンでブン回すとフルネルソンで締め上げる。

その後も攻め続けたゼウスはチョークスラムを狙うが、KAIはDDTで切り返す。

KAIはサンダーファイヤーパワーボム、ゼウスはチョークスラムと大技を決め、ラリアットを打ち合う両者だったが、KAIはラリアットを狙うゼウスをトラースキックから延髄斬りで動きを止め、新技メテオインパクトでフォール勝ち。

この試合、内容的に心配だったが、じっくりした攻防を排除し大技中心でテンポよくいったのが正解だったか。

一歩間違えれば雑な試合なんだけど、好勝負となった。

?宮原対ジェイク

宮原は超満員の観客にいつもより自分に酔いしれて入場。

前の試合とは変わってじっくりした攻防から始まり、場外戦へ。

ジェイクは鉄柵への串刺し攻撃を決めるが、何度目かでかわされ、逆に宮原の鉄柵攻撃の餌食になる。

リングに戻ると宮原ペースで試合が進む。

宮原はブラックアウトからシャットダウンスープレックスでフィニッシュを狙うが、ジェイクはニーリフトで阻止。

両者打撃戦を展開する中、宮原はジャイアントキリングをブラックアウトで迎撃し、滞空型ジャーマンからシャットダウンスープレックスで勝利。

セミ 関本対ドーリング

試合が始まると両者ガッチリと押し合った後、手四つの力比べ。

両者互角の勝負の中、ドーリングはボディスラム。

ドーリングはロープ際の関本にラリアットを狙うが、関本にかわされ場外転落。

そこに関本はトぺを発射。

リングに戻ると関本はアルゼンチンでドーリングを担ぎ上げる。

さらにブレーンバスター、ラリアット、ジャーマンと早くも大技を続ける。

関本はさらにラリアットを狙うが、ドーリングもラリアットを合わせてきて、壮絶な打ち合いになる。

ドーリングはクロスボディを決めると、ラリアットからレボリューションボム一発で関本を完全フォール。

とにかく迫力に溢れたプロレスらしいプロレスだった。

メイン 諏訪魔対石川

試合開始早々、タックル合戦、エルボー合戦とぶつかり合う中、場外戦で石川は客席のひな壇を利用してフットスタンプを決める。

劣勢が続いた諏訪魔は石川の脚を狙い、アンクルホールドを決める。

石川はミサイルキックを決めるとターンバックルへの河津落としで反撃。

石川はラリアットの打ち合いで優勢だったが、諏訪魔にフロントスープレックスで投げられる。

打撃戦が続く中、石川は投げ捨てのドラゴンからニーリフト、そしてスプラッシュマウンテンを放つが決められず。

諏訪魔はバックドロップ、ジャーマンと返していくが、かんぬきスープレックスを狙ったところを頭突きで逃れられる。

石川はランニングニーリフトを狙うが、諏訪魔はキャッチしてラストライド

石川はカウントツーで返したが、続けてバックドロップホールドを喰らい敗戦。

石川の打撃戦を諏訪魔もしっかり応えたタフな試合だった。

とにかく今日の大会は客がいっぱいになったことで雰囲気がよく、それが試合にもいい影響を与えていた。

今日くらいの入りとまでは言わないけど、後楽園をきっちり埋め続けて欲しい。

やっぱりバルコに人がいるのといないのだと熱量が違うと思うんで、今後は超満員じゃなくても開放して欲しいものだ。

今の全日、変な野次とかないし。