映画「3月のライオン 前編」(ネタバレ注意)

なんとか仕事が片付いたのでシネマサンシャイン池袋で大友啓史監督、神木隆之介くん主演の「3月のライオン 前編」をレイトショー鑑賞してきました。

羽海野チカさんの人気漫画の実写化で後編も来月公開予定です。

予告編で銀魂の新verを見ましたが、それ以上に銀魂音頭の破壊力の凄まじさに腰砕けに………想像以上に頭の悪いシロモノになっていました(誉め言葉)

これは楽しみだわ

幼い頃に両親と妹を事故で亡くした桐山零は父親の友人の幸田の養子になって内弟子として修行し、異例の若さで将棋のプロとしてデビューします。

零は幸田家での軋轢に耐えかねて高校生になると独立して下町で一人暮らしを始め、ふとしたきっかけから川本家の3姉妹と出会います。ライバルで幼なじみの二階堂から棋士として伸び悩みを指摘されている零は川本家と親密になっていきますが、そんな零の前に幸田の娘で義理の姉である香子が現れます。

家族をメチャクチャにしたと恨みつらみをぶつけた香子は混乱をもたらし、零は先輩たちとの対局を重ねて棋士として進むべき道を模索しながら新人王トーナメントに臨みます。二階堂から決勝で伝説を作ろうと宣言されますが、そこで思わぬアクシデントが…

神木くんの抜群の安定感はここでも光ってます。あまり感情を表に出さない零ですが決して心を閉ざしているわけではなく、二階堂や良き理解者である担任の前では素を見せることも。それが3姉妹とのやり取りでは照れ隠しになっているギャップも絶妙でした。

川本家の人々も良かったですが、有村ちゃんの演じた香子のヤンデレっぷりが最高すぎました。散々引っ掻き回しながらも零に弱い部分を見せるとか、従来のイメージとは違う役柄でもやられたなと。

棋士のキャスティングも幸田を演じたトヨエツに師匠となる島田役の佐々木蔵之介さん、コワモテ役の伊藤英明さんにラスボス的な存在の名人役の加瀬亮さんとハズレなしな面々。そしてある意味で裏の主役・二階堂を演じた染谷くんのテンション&ビジュアルはもはや反則だわ(笑)

将棋は駒の動かしかたを知っている程度の知識しかありませんが、対局の場面の緊張感はヒリヒリと伝わってくるものがありました。

後編への伏線が張り巡らされていながら、登場人物のキャラが鮮烈で単体としても面白い作品でした。キャスティングも好みなかんじで満足度も高いです。

ぶっちゃけ観る前に二時間半は長いかなと思いましたが、濃密でありながらテンポが良いので気になりませんでした。もちろん後編も鑑賞する気満々です。