三波春夫没後十五年特別企画スペシャルコンサート(日本特殊陶業市民会館)3/4

三波さんの没後十五年に、山内惠介三山ひろし市川由紀乃の若手といわれる人たちが歌謡浪曲を歌うというこの企画。昨年後半から全国いろいろ回ってるのが、名古屋にも来てくれました。

第一部 長編歌謡浪曲絵巻 〜「大忠臣蔵」より〜

前半は、三波春夫さんの歌謡浪曲大忠臣蔵」の世界。これ、フルでやると3時間超の大作。それを1時間弱にぎゅっと凝縮して、歌と語りと小芝居でテンポ良く、松の廊下から討ち入りまで。

♪あゝ松の廊下

♪赤穂の妻

♪ころは元禄十五年

♪元禄男の友情 立花左近

♪南部坂雪の別れ

♪元禄花の兄弟 赤垣源蔵

♪元禄名槍譜 俵星玄蕃

印象に残ったのは、三山くんの芝居の器用さというか、色々笑いのツボを押さえていて、歌とのメリハリが抜群でした。冒頭の惠ちゃんの浅野内匠頭に、三山くんの吉良上野介のいやらしさ(笑)。祇園で遊ぶ内蔵助の惠ちゃんに「ああっお待ちになって〜」みたいにすがる三山くんの遊女?(笑)そういうのを織り交ぜつつ、歌謡浪曲で歌って語ってきかせるのも大変聴きごたえがありました。合間に、三波春夫さんの音源で内蔵助の語りも入れたりして。歌謡浪曲って、ただ歌うだけじゃなくて語って物語をちゃんと伝えないといけない分、難しいジャンルだと思いますが、それぞれにしっかり歌いこなしていて素晴らしかったです。合間の語りは由紀乃ちゃんメインだったけど、そっちの語りも良かったなあ。

とはいえ、これ聴いていたら、三波春夫さんのご本家のを聞いてみたくなって、即売に売っていた「大忠臣蔵」CD4枚組を購入してしまいました。またゆっくり聴こうと思います。

第二部 熱唱!トリプルオンステージ

休憩をはさんで、今度は歌謡ショーのステージ。

最初にそれぞれの持ち歌コーナー。それぞれに紅白にも出場できて、代表曲というものがあって、やっぱり良いなあ、と思います。一昨年惠ちゃんと三山くんが出場して、昨年は由紀乃さんも出場を果たせて、三人揃って紅白に出られたうえでのこのステージっていうのが本当に良かったと思います。

♪お岩木山

♪渡り鳥

四万十川

♪海峡岬

♪命咲かせて

♪心かさねて

♪スポットライト

♪恋する街角

♪流転の波止場

後半のステージでも三波春夫さんのヒット曲の世界。

♪チャンチキおけさ

♪船方さんよ

♪世界の国からこんにちは

なんとまさかのステージ上で三山くんと惠ちゃんがじゃんけんをして歌う曲を決めるという(笑)。勝利した三山くんの「雪の渡り鳥」、それから惠ちゃんが「大利根無情」なかなか面白い趣向です。

♪雪の渡り鳥

大利根無情

♪一本刀土俵入り

最後に、それぞれの新曲コーナー。三山くんは発売済みですが、由紀乃ちゃんと惠ちゃんは3月にこれから発売を控えます。みんな頑張って欲しいです。

♪男の流儀

♪はぐれ花

♪愛が信じられないなら

東京五輪音頭

終演後はロビーにて握手会。何か1枚CDを買ったら3人全員と握手できるシステム。惠ちゃん→由紀乃ちゃん→三山くんの順に並んでいました。惠ちゃん、デビューして何年かはちょいちょいキャンペーンとか行ってたけど、最近すっかりご無沙汰で握手も久しぶりすぎて、うっかり言葉が出てこなくてしばし無言で見つめ合うという不覚・・・(笑)。由紀乃さんには、紅白おめでとうを直接言いたかったので、伝えられて良かったです。なんとなく、女どうしって気楽に声をかけられる感じがします。三山くんは、なんだかんだで年一くらいは会いに行ってるなあ。

ともあれ、若手たちが歌謡浪曲の世界にチャレンジするって良い企画だったと思います。またこういうものを聴ける機会があると良いなと思います。